言語聴覚学科

 >  >  言語聴覚学科

言語聴覚学科

言語聴覚士とは

授業風景1ことばやきこえの障害、飲み込みの障害を持つ人々や、ことばの表現や理解につまずきを示す子どもに検査・評価・訓練・指導を行う言語聴覚士は、1997年に制度化された新しい専門職です。医学、言語学、音声学、心理学など様々な分野にわたる豊かな知識が求められます。病院などの医療機関、障害児(者)施設、老人保健福祉施設、教育機関など活躍の場は大きく広がっています。

▲Top

国家試験合格率

国家試験合格率

▲Top

学科の特長

患者さんの思いを受け止める豊かな人間性が必要

授業風景2言語聴覚士は、医療系職種ですが、心理学系特別支援教育系の職種でもあります。言語聴覚士の対象は、脳卒中後の失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など多岐に渡り、小児から高齢者まで幅広い分野を担当します。最近では、発達障害のお子さんの評価や指導に対して言語聴覚士への依頼が増えています。
言語聴覚士には、コミュニケーション能力や豊かな人間性が大切になるため、1年次から医療人としての基礎的な知識など多様な分野を学び、各領域のスペシャリストをめざします。

▲Top

年間スケジュール

スケジュール

学習の流れ

1年次

講義の受け方、レポートの書き方など、専門学校での学び方を学びます。また、言語聴覚療法の基礎を中心に学びます。2月中旬より介護老人保健施設での研修を行います。

2年次

年間を通して、言語聴覚療法の専門科目を中心に学びます。また、2月中旬より3週間、病院などの施設での評価法を中心とした臨床演習を行います。

3年次

4~5月に実習前セミナーを行い、5月中旬~10月中旬の間で臨床実習に12週間出ます。その後、10月末より国家試験対策授業を行います。

▲Top

カリキュラム

教育内容 1 年 2 年 3 年
単位数 時間数 単位数 時間数 単位数 時間数
基 礎 分 野
人 文 科 学
心理学 1 30        
日本語学 1 30        
社 会 科 学
障害児教育学         1 30
教養基礎講座 1 30        
自 然 科 学
生物学 1 30        
統計学 1 30        
外 国 語
英語Ⅰ(日常英語) 2 60        
英語Ⅱ(医学英語)     2 60    
保 健 体 育
健康科学実践 2 60        
専門基礎分野
基 礎 医 学
医学総論 1 15        
解剖学 2 60        
生理学 2 60        
病理学 1 30        
臨 床 医 学
内科学 1 30        
小児科学     1 30    
リハビリテーション医学     1 30    
耳鼻咽喉科学 1 30        
臨床神経学     2 60    
老年学         1 15
精神医学 1 15        
形成外科学 1 15        
臨床歯科医学
臨床歯科医学・口腔外科学 1 30        
音声・言語・聴覚医学
音声言語医学 1 30        
聴覚医学 1 30        
中枢神経機能学 2 60        
心 理 学
臨床心理学 1 30        
生涯発達心理学 2 60        
学習・認知心理学     2 60    
心理測定法     2 60    
言 語 学
言語学 2 60        
音声学 2 60        
音声情報処理学 1 30        
聴覚心理学 1 30        
言語発達学 1 30        
社会福祉・教育
リハビリテーション概論 1 30        
保健医療福祉制度論 1 15        
関係法規         1 15
専 門 分 野
言語聴覚障害学総論
言語聴覚障害学概論Ⅰ 1 30        
言語聴覚障害学概論Ⅱ 1 30        
言語聴覚障害診断学Ⅰ     1 30    
言語聴覚障害診断学Ⅱ     1 30    
失語・高次脳機能障害
成人言語障害学総論Ⅰ(基礎) 2 60        
成人言語障害学総論Ⅱ(応用)     1 30    
失語症学     1 30    
失語症学特論     1 30    
失語症学特論演習     1 30    
高次脳機能障害学Ⅰ     2 60    
高次脳機能障害学Ⅱ     1 30    
言語発達障害学
小児言語障害学総論Ⅰ(基礎)     2 60    
小児言語障害学総論Ⅱ(応用)     2 60    
言語発達障害学     1 30    
言語発達障害学演習     1 30    
言語発達障害学特論     1 30    
言語発達障害学特論演習     1 30    
発声発語・嚥下障害
音声障害学     1 30    
運動性構音障害学     2 60    
運動性構音障害学演習     1 30    
器質性構音障害学     1 30    
機能性構音障害学     1 30    
摂食・嚥下障害学Ⅰ(基礎)     1 30    
摂食・嚥下障害学Ⅱ(応用)     1 30    
吃音学     1 30    
聴覚障害学
聴覚障害学総論 1 30        
聴覚機能評価学     2 60    
小児聴覚障害学Ⅰ(基礎)     1 30    
小児聴覚障害学Ⅱ(応用)     1 30    
成人聴覚障害学     1 30    
補聴器・人工内耳         1 30
臨 床 実 習
臨床実習         12 540
選択必修分野
拡大代替コミュニケーション学         1 30
関連職種連携演習 2 90        
言語聴覚障害評価学     3 135    
言語聴覚障害研究法概論(セミナー)         1 30
言語聴覚障害研究法実践(セミナー・研究法)         4 120

▲Top

国家試験に向けての取り組み

1年次

「教養基礎講座」で、講義の受け方、ノートの取り方、思考法、レポートの書き方など、専門学校での学び方を指導します。また、国家試験科目の小テストや口頭試問を行い、暗記項目の整理を行います。年度末には、国家試験の出題科目(基礎分野)の模擬試験を行い、1年間の学習の成果を実感していきます。

2年次

言語聴覚士の臨床に必要な専門分野の学力を身に付けます。授業では、国家試験の出題基準をもとに勉強法を指導し、国家試験問題に触れることで慣れてもらいます。年度末には、国家試験の出題科目(専門分野)の模擬試験を行い、1年間の学習の成果を実感していきます。

3年次

国家試験前4カ月間、専任教員や外部講師による国家試験対策授業を行います。週1回の模擬試験を行うことにより、実践的な国家試験対策を行います。また、成績上位の学生がチューターとなってグループ学習も行い効果を挙げています。湯布院セミナーハウスでの国家試験対策合宿で、全員合格に向けてモチベーションを高めます。

授業風景3

授業風景4

▲Top

卒業生の声

言語聴覚士
既卒者
言語聴覚士になるまで
  • 4年制大学卒業
  • 医療事務として病院勤務、退職
  • 専門学校柳川リハビリテーション学院 言語聴覚学科 入学、卒業
  • 言語聴覚士として、医療法人社団 高邦会 高木病院 リハビリテーション部勤務

大学を卒業後は、病院で医療事務の仕事をしていましたが、言語聴覚士の友人と仕事の話をした時、専門職に非常に魅力を感じました。このような思いは、人生で初めてだったと思います。そして、専門職として社会に貢献したいと思いました。

現在の職場では、患者さんの状態が少しずつ良くなっていく姿を日々感じる事ができることや “人生の先輩” として患者さんから様々なことを教えて頂けることに大きな喜びを感じています。夢は実現するためのもの!自分を信じて頑張ってください。

▲Top

就職実績&データ

就職率 (新卒のみ)

平成2年開校以来、就職希望者の就職率は100

卒業生の主な就職先

【福岡県】
特定医療法人社団三光会 誠愛リハビリテーション病院、社会福祉法人日本厚生学園 りんどう学園、社会医療法人財団池友会 香椎丘リハビリテーション病院、社会医療法人 製鉄記念八幡病院、医療法人社団俊聖会 甘木中央病院
【佐賀県】
医療法人智仁会 佐賀リハビリテーション病院、社会福祉法人 佐賀整肢学園、医療法人酵和会 有島病院、医療法人安寿会 田中病院
【長崎県】
特定医療法人雄博会 千住病院、社会福祉法人聖家族会 みさかえの園むつみの家、医療法人伴帥会 愛野記念病院
【熊本県】
社会福祉法人熊本県社会福祉事業団 熊本県ひばり園、医療法人社団聖和会 有明成仁病院、医療法人社団順幸会 阿蘇立野病院
【鹿児島県】
医療法人吉祥会 吉井中央病院

▲Top

おすすめ授業紹介

摂食嚥下障害

ph脳卒中や神経・筋肉の疾患、舌や咽頭、食道の腫瘍や炎症によって引き起こされる摂食・嚥下障害に対して、そのメカニズムと評価・治療方法を詳しく学びます。小児から高齢者まで対象が幅広く、人間の生命や生きがいに直結するとても重要な活動なので、講義と実技を豊富に盛り込んだ授業を行い、専門知識と技術の向上に努めています。

言語聴覚障害概論Ⅰ・関連職種連携演習

ph医療人にとって、患者さんとのよりよいコミュニケーションは必須です。柳川リハビリテーション学院に隣接する病院や介護老人保健施設での研修を通して、1年次からコミュニケーションのトレーニングを行います。


言語聴覚障害概論Ⅱ(吃音者との交流会)

ph言語聴覚士は、映画「英国王のスピーチ」や「吃音ドクター」の著作で知られるようになった吃音の患者さんも対象にします。吃音者のグループ(言友会)の方々との交流会を毎年行っています。

言語聴覚診断学Ⅰ(医療面接演習)

ph医療人として必須の「医療面接」の演習を、模擬患者役の下級生を相手に行います。また、実技場面をVTRで録画して、PF-NOTEという機器を用いて良かった点と改善点をフィードバックしコミュニケーション能力を高めます。