キャンパスブログ

6/22 作業療法学科 2年 「太陽の家」研修

6月22日(金)に大分県別府市の「太陽の家」へ研修に行ってきました。

「太陽の家」とは、「No Charity,but a Chance!(人間としての尊厳が保たれる社会の実現)」という理念のもとに、障がい者の仕事や生活をサポートする施設です。
障がいを持たれた方の支援をさまざまな視点で考えるとても貴重な経験となりました。



研修では初めに太陽の家の歴史や概要について、映像による学習とスライドによる説明がありました。




印象に残ったのは、仕事のことはもちろん生活面の支援や高齢化への対応など幅広い支援体制を考え取り組まれているところです。
昼食をはさんで午後からは共同出資会社(オムロン太陽、三菱商事太陽、富士通エフサス太陽など)、障害者の働くスーパー「サンストア」を見学しました。




企業と連携した取り組みによって障がい者の方が働きやすい環境整備がなされていました。
また障害者総合支援法などの法整備によって、身体障がい者の方だけでなく精神障がい者の方が働かれる割合が少しずつ増えていることや、精神障がい者の方が働かれている場合は休憩室のほかにリラクゼーション室などを整備し、働く環境づくりにも気を配っておられることがわかりました。
研修の最後には障がいの有無は関係なくできるスポーツ「卓球バレー」を経験してきました。


気がついたら皆、夢中になり楽しみながら障がい者スポーツのことを学ぶことができました。
その他にも太陽の家は、スポーツ施設、バリアフリーの共同浴場などがあり、地域の方も利用されているとのことでした。
太陽の家は施設の中だけでなく横断歩道や近隣の銀行なども含めて、ユニバーサルな環境づくりが行われており、地域と交流を深め地域の一員として生活していく、そういった視点も大事なのだと思いました。
2年生はこの研修の前後に、「太陽の家の歴史・役割」「障がい者スポーツ」「障がい者雇用について」「障害者総合支援法における就労系サービス」などをテーマにして協同学習を行っています。
その成果は7月初めの報告会で!



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