キャンパスブログ

7/2 理学療法学科【理学療法診断学II】ティーチング・アシスタントにて

2020年7月2日(木)

理学療法学科2年 「理学療法診断学II」

本日のテーマは「触覚検査」。



脳卒中などにおける障害の1つに触覚の鈍麻があります。

ティッシュペーパーでこよりを作り、患者さんの皮膚を軽くこすって、その反応で障害の程度を判断します。



まずはしっかりとオリエンテーション。

患者さんに恐怖感を与えないよう、検査方法を丁寧に説明し、同意を得ます。



そして非麻痺側の前腕部を刺激し、続いて麻痺側を刺激します。

検査をする側とされる側、両者の立場を演じます。



今回は、3年生のティーチング・アシスタントも参加。

教員の補佐として指導にあたりました。

昨年度の評価実習を経験した3年生。

「患者さんのあたまの方を回って移動してはいけない」

「こよりは細くして、なるべく軽くこすること」

「認知機能が低下した患者さんもいるから、ときにはこすった振りもしてみて!」

と具体的な指導ができていました。



上級生にとっては、下級生に教えることが何よりの復習になります。

下級生にとっては、実際に経験したことを、近い目線で伝えられることでよい刺激になります。

2年生になると、実践的な授業が増えていきます。

一つひとつ身に付けていってください。

福岡県初の私立のリハビリテーション養成校 専門学校柳川リハビリテーション学院
(作業療法士・理学療法士・言語聴覚士 養成校)