キャンパスブログ

患者さんをイメージしてみよう!

実際に患者さんと関わる「臨床実習」。
その前には多くのステップがあります。
paper patient(架空の症例)のストーリーを元に患者像をイメージする課題もその1つです。

患者さんをイメージするとは?




実際の患者さんに触れる前には、考えられる「リスク」を充分に把握しておかなければなりません。
また患者さんのアプローチを行うためには多くの「情報」が必要です。
必要な情報を得るための仕事が「評価」
多岐にわたる評価項目はあらかじめ整理しておきます。
現病歴や既往歴はもちろんのこと。
受傷前の生活や社会的な状況。
現在の病態やADL(基本動作・セルフケア)の状況。
そしてADLの低下を引き起こしている関節可動域や筋力、バランス、協調性など。
さまざまな評価項目は、患者さんの動作を観察し、訴えを聞きながら、必要に応じて取捨選択していきます。

実際に評価してみよう!




paper patientを元に、その障害像をイメージしていきます。
そして患者さんに見立てた被検者に対して検査・測定など、順序立てて実施します。
これまで授業でインプットした「知識・技術」をアウトプットしていくことが実力につながります。
被検者に対する事前のリスク管理から、聴き取り、観察、検査、測定。
患者さんに負担をかけず、安全に、正確に、そして迅速に。
なかなか思うようには進みません。
患者さんに対するイメージ力、そして実際の検査・測定の手技。
まだまだ練習が必要です。

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