言語聴覚学科

言語聴覚学科

言語聴覚学科

定員:40名 修業年限:3年

取得可能な資格/称号
  • 言語聴覚士(国家試験受験資格)
  • 専門士(医療課程)

学びのポイント

POIINT01
理学療法・作業療法学科との連携した「チーム医療」の学び
POIINT02
言語聴覚士になるために各領域のスペシャリストから学べる
POIINT03
地域ボランティアへの参加
POIINT04
学科開設20年以上の強みと3年間で言語聴覚士をめざせる数少ない環境

言語聴覚士とは

ことばやきこえの障害、飲み込みの障害を持つ人や、ことばの表出や理解につまずきを示す子どもに検査・評価・訓練・指導を行う言語聴覚士は、1997年に国家資格化された専門職です。医学、言語学、音声学、心理学など様々な分野にわたる豊かな知識が求められます。病院などの医療機関、障害児・者施設、教育機関など活躍の場は大きく広がっています。

言語聴覚士が活躍する場

  • 病院、診療所などの医療機関
  • 介護老人保健施設などの介護関連施設
  • 訪問リハビリテーションなどの在宅サービス事業所
  • 医療型、福祉型児童発達支援センター
  • 保健所などの行政機関  など

学びの流れ

1年次

基礎・臨床医学や心理学・言語学など言語聴覚学の専門基礎科目を中心に学修を進めます。

修学分野:[基礎分野][専門基礎分野][専門分野] [選択必修分野]

2年次

言語聴覚の各種障害域別の専門科目(失語症学、言語発達障害学、構音障害学、聴覚障害学など)を座学と演習で学びます。2年次の最後には、病院等で3週間の評価学演習を行います。

修学分野:[基礎分野][専門基礎分野][専門分野][選択必修分野(評価実習も含む)]

3年次

臨床実習を12週(6週×2施設)行うことで、言語聴覚士としての臨床能力を育てます。
また国家試験合格に向け、国試対策授業や模擬試験、国試対策合宿を行い実力を高めます。

修学分野:[基礎分野][専門基礎分野][専門分野(臨床実習も含む)][選択必修分野]

授業をピックアップ‼

摂食・嚥下障害学Ⅱ(応用)2年次後期

食べたり飲んだりすることが難しい方への評価および訓練を学ぶ科目です。講義では映像等も用いながら実施します。また、実際に飲み物や食物を用いて自身で体験しながら学んでいきます。

言語発達障学2年次前期

言葉の遅れがある子どもを理解するために、言語発達障害の基礎を学ぶ科目です。授業では支援のシステム、実際に訓練・支援する時に用いる道具やその使い方についても学びます。

言語聴覚学科 カリキュラム

実習

西日本有数の規模を誇るリハビリテーション専門病院の「柳川リハビリテーション病院」や、介護老人保健施設、在宅サービス事業所等のグループ施設と学院が一体化。実際の臨床現場をキャンパスに「生きた教育」を実践します。

取得できる資格

言語聴覚士国家試験受験資格

より臨床に近い環境下において、国家試験合格に向けた教育内容と卒業後、即戦力になるための実践力を3年間で修得できます。

就職支援

徹底的な個別指導と1年次から行われるキャリア支援プログラム、学院内で開催する、病院・施設人事担当者を招いての就職説明会など万全の就職対策で第一希望の就職先への就職をめざします。

就職実績

開校以来就職率100%。九州を中心とした全国様々な地域で、本学院の卒業生が臨床の現場で活躍中。

先輩からのメッセージ

山本 陽菜さん

山本 陽菜さん
福岡県
門司学園高等学校出身 2年​

先生方や先輩方が優しく教えてくれます!

言語聴覚士をめざすことができる学校を探す中で、学費の安さとオープンキャンパスでの雰囲気の良さでこの学校を選びました。興味のある分野を学べることが楽しみな反面、高校のときとは違い専門的な分野を学ぶことに不安がありました。
しかし、先生方や先輩方が優しく教えてくださるため、どんどん理解を深めていけます。将来は、成人分野で、言葉や嚥下などの広い領域で活躍できる言語聴覚士になりたいとおもいます。そのために一つひとつの講義を大切にするように心がけています。

犬束 陽登さん

犬束 陽登さん
長崎県
対馬高等学校出身 2年

国家試験への意識付けも凄い!

高校の先生から勧められ、学費の安さとオープンキャンパスでの学校の雰囲気の良さでこの学校を選びました。高校の時は理系ではなかったため勉強面を心配していましたが、先生方が優しく教えてくれますし、授業も分かりやすいです。高校までは習っていない新しい分野を学ぶので難しい部分もありますが、先生や先輩方が本当に優しく熱心に教えてくれます。また1年次から授業の中で国家試験の過去問題を解いてみるなど国家試験への意識付けも凄いと思います。将来は地元で患者さまを笑顔にできる言語聴覚士になりたいです。

北島 亜果さん

北島 亜果さん
福岡県
山門高等学校出身 2年

言語聴覚士養成校としての伝統がある!

柳リハ学院は言語聴覚士の養成校としての伝統があり、卒業後の進路がたくさんあることに魅力を感じました。1年生のときから国家試験問題に授業中に触れるので、2年後に向けて早くから勉強することができます。また1年生の前期にあった病院見学では、言語聴覚士の方が働いている姿を初めてみることができ、勉強を頑張ろうと思いました。小児分野・成人分野のどちらの分野でもマルチに活躍できる言語聴覚士をめざしています。

多彩なフィールドで卒業生が活躍しています

上津原 杏吏さん

上津原 杏吏さん
言語聴覚士2年目
高木病院勤務

他学科との交流や様々な経験をしておくことも大切

親族が機能性構音障害でリハビリに付き添いで行った際、言語で困っている人の役に立ちたいと思い言語聴覚士をめざしました。患者様一人ひとりに合った計画や訓練を立案しても、中々思い通りに進まず大変な部分もありますが、覚醒状態が悪く、声をかけても反応が見られない患者様が何らかの反応をみせたり、発語を認めた時や経鼻・経管栄養だった患者様が口から食事を食べられるようになった時に非常に嬉しいですし、やりがいを感じます。
臨床では、言語聴覚士だけでなく様々な医療スタッフや年代の方とお話をするため、専門知識の勉強も大切ですが、他学科との交流や様々な経験をしておくことも大切だと思います。勉強だけでなく、学生最後のスクールライフを楽しんでください。

福嶋 真純さん​

福嶋 真純さん
言語聴覚士3年目​
柳川リハビリテーション病院勤務
大学卒業後、一度は別の仕事に就きましたが、一人一人の患者様と密に寄り添い、その後の人生に前向きになれるような後押しができる、そんな仕事が出来たらと思い、言語聴覚士をめざしました。患者様はそれぞれ違う人生を歩んでこられ、疾患やそれによって生じた困りごとを抱えておられます。リハビリテーションを通じて、患者様本人やご家族、スタッフに前向きな変化を感じてもらえた時が仕事の大きな喜びです。